こんにちは♪
先週レッスン中に、お二人の生徒さんから、
「腹式呼吸って、どう意識すればよいのか?」とご質問いただきました★
お一人は、最近ボーカルレッスンに通い始めたそう、
もうお一人は、楽器を習い始めたそうで。
お二方とも、お腹に呼吸を入れる感覚がいまいちわからない、と。
腹式呼吸って、
「お腹を前に膨らませるように吸って、お腹を凹ませて吐く」と言われますよね。
でも、その「お腹を膨らませる」感じが、難しいですよね? 🙄
そこでイメージしていただきたいのが、【横隔膜のうごき】です!!
吸う息はそもそも、胸部(肺)に入るものであって、お腹には息は入りません。
それを、「お腹に入れる~~」と意識するからヤヤコシイのであります!
呼吸をする時、働くのは横隔膜。胸部と腹部の境目に、ドーム状にあります。
吐くときは、これが胸のほうに上がります。
吸うときは、これがお腹のほうに下がります。
つまり!!
吸うときに、「おなかを前に突き出すように膨らませる」と思わずに、
「横隔膜をお腹のほうに引き下げる」とイメージすると、
なんとなく感じをつかんでもらえると思います!! 😆
横隔膜がどんどん下がるからお腹が膨らんでいくよ~、って感じです!
そして大切なのが、「吸うことより吐くことが大事!」
必ず、絞り出すように?からだに残っている息を全部、吐ききってしまいましょう。
全~部、吐いてしまうと、次の吸う息が入りやすくなり、
横隔膜の動き=お腹が膨らむ感じが、より分かりやすくなると思います!
腹式呼吸がむずかしかった生徒さんにも、この説明で、
「すごくわかりやすいです~!!」と言っていただけました❤
ヨカッタ❤❤
ちなみに 💡
ヨガでは、呼吸法やゆっくりしたヨガでは腹式呼吸をします。
(動きの多いヨガでは胸式の呼吸(ウジャイ呼吸)をします。)
ヨガの時の腹式呼吸は、吐くときは、お腹を凹ませて薄~くしていきます。
おへその裏側を、背中側に引き寄せるように、引き込んでいくのですが・・・。
歌うときや、楽器を吹くときは、それでは力が出ませんね★
じゃあ、その場合は吐く息はどうすればいいの??
お腹は薄く凹ませていくのは一緒ですが、
背中も同時に後ろに押していきます!!
つまり・・・
後ろにホックのあるスカート、お腹に力を入れすぎたとき、ブチッとホックが飛びますよね??
(女性の皆さん一度くらい、そんな経験ございますよね??)
それです ★
吐くときにぜひ、後ろのホックをブチッといわせてくださいませ。 😆
お歌も、楽器も、上達間違いないでしょう♪♪♪