こんにちは♪
一昨日、4月2日は「世界自閉症啓発デー」でしたね。
お城やタワー、各地の啓発イベントなども青色に染まっていましたね~。
私は、青ライトアップの大阪城もまだ見たことなくて、イベントも参加したことはないのですが、
私の息子も、ADHDと軽度の自閉症スペクトラムなので、
こういう取り組みによって世間の理解が深まって、生きやすい社会になればいいなぁ、と思います。
ところで、なんで色はブルーなんだろう?
青空の色??
調べてみたら、青は「癒し」とか、「希望」を意味してるのだとか。
でも、色々な啓発運動でよく使われる、リボン(例えば乳がんならピンクリボンとか)は、
自閉症啓発のリボンは、「カラフルなジグゾーパズル柄」なんですって!
知らなかった~!
さてさて、その息子は一昨日、「かけっこ教室」へ。
全3回の短期講座、その2回目でした。
身体を動かすのがあまり好きじゃなく得意ではない息子。
走るのも遅い。運動会の徒競走も、いつも最後から2番目くらい。
(身長は学年で一番高いので、遅いと目立つんですよね。 )
遅くても、別にいいんですよ。生きていく上で、なんも困らんし。
でも、遅いのが原因で、走ることを嫌いにならないでほしいなぁ~・・・。
苦手意識を、深めないでほしいなぁ~・・・。
私がそうだったので。
走り方がまず、おかしかったらしく、
(小学1年生の運動会で初めて本気で走ったら初めて指摘された)
笑われるんだけど、どこをどうして直せばいいのかは、誰も教えてくれなかった。
当然、走るのが嫌いになった。(早くもなかったし)
私はここで、声を大にして言いたい!!
走るのが遅いとか、走り方の癖とかは、ちゃんと正しいやり方を教えてあげないから出来ないんですよ!
で、苦手になって嫌いになっちゃうんですよ!!
走るって、教わらなくても皆走れるから、わざわざ教えたりしないけれど、
小学生の時にきっちりと教えてあげるべき!
(歩き方もそうでしょ?癖のある歩き方で毎日1万歩、歩いてみ。膝、腰、悪くするやん。歩く、走るって、基本のフォームをきちんと教えるべきだと、私は思うのです!)
息子も、走りが遅い事は気にしていたらしく、こんな教室あるよ、行く?と尋ねましたら、行く!!と。 😉
なんでも、おにご(最近はおにごっこの事、おにごと言うんですね)の時に、
友達にすぐ追いつかれるのが悔しいから、見返してやりたいんだそうです。 😆
教室は、息子と同学年~もう少し小さい子たちで、
若いお兄ちゃん先生が、走るときの身体の使い方を、子供たちに丁寧に教えてくれます。
コツを身体で学んで、少しずつフォームも良くなり早さも出てきた子供たち♪
息子も頑張ってます↓
この写真は大丈夫だけど、
いつも、同じ側の足と手を出してスタートポジションをとっちゃう息子。笑
(いわゆる、なんば ってやつですね 😆 )
腕の振り方や足の上げ方、姿勢など教えてもらい、何回も走る。
小さいわっかや、ミニサイズのハードルを踏まないように走る練習。
1時間のレッスン中、50分くらいまではご機嫌に楽しく走っていた息子ですが。
・・・最後の最後に、ハードルを3つくらい、ガシャガシャッと倒してしまいました。
あ~~、泣いちゃった 😥
息子より小さい子たちが、あと何本かダッシュする中、気分が戻らず部屋の隅で、大泣き~ 😥
予想外の事が起こる(失敗)という事態に、とても弱い。しかも気分がなかなか変わりにくい。
↑ということを、母は十分認識しているので、慌てない。(慣れてる)
一番大きいのに、泣いたりして、恥ずかしい!とも、思わない。(これも慣れた)
レッスンが終わるのを待って、ヨシヨシ、大丈夫大丈夫。
先生もわざわざ来てくださって、大丈夫大丈夫、と。
それでもなかなか、気分が戻らない息子でありました。
オット(パパ)が一緒に居なくて良かったよ。
きっと、「一番大きいのに、恥ずかしいなぁ~!そんなことくらいで泣くな!」って、息子に言っただろう。
(ま、言わさないようにギロッと睨みつけて、けん制するけどね!笑)
私は皆にバカにされるから、運動会も極力走りたくなかったけど、
運動会の地区対抗リレーはその地区で同学年の女子は私1人だったから、6年間毎年走った。
4年生の時、どうしても嫌で、選考会の時に泣いてしまったら、
母は、「誰も泣いてないのに!○○ちゃん(同じ地区の年下の子)に慰められたりして、恥ずかしい!」と私を責めた。
いつも、誰かと比べられて叱られてた。
だから、
私は息子を、人と比べて出来ないことを叱るって事は極力しないと決めている。
ADHDなど発達障害の子は、成長がゆっくり。(大体3年位、同学年の子と比べて遅いらしい。人によりますが)
なのでなおさら、比べても、しゃ~ないねんけどね!!笑
「しっかりしてよ~!!」「もう3年生なのにこれ位は自分で出来んと~!!」
と言うことは多くなってきてますが、
「○○ちゃんはできるのに」とか、比べて叱ったりすることはないです。
それは、親のエゴでしかない。
出来ないことにフォーカスしても、苦手意識を植えつけるだけです。
「出来んでもええねん。そんくらいで死なんから!!」といつも言うてます。笑
でも、出来んでもええけど、苦手でもええけど、
そのことを嫌いにならないでほしいんですね。
上手くできないけど、苦手やけど、嫌いじゃない!結構楽しい!
そこにもっていってやりたいなぁ~、と思うのです。 😉
えっ、親のエゴかなあ??
でももし私の小さい頃に走り方教室があって、ちゃんと教えてもらっていたなら、
走るのがこんなに嫌いにならなかったはず!
なので、息子には、「機会」をなるべくたくさん、与えてやりたいなぁ~と思うのです。
私に出来ることはそれくらいですね。
選ぶか選ばないか、好きになるか嫌いになるか、
それは本人が決めればいいのです。 😉